Emu’s blog

よくある日記

ため息が出るほど甘美な時間を過ごしている

「お箸を一膳ください」 「あっ」と心の中で声を上げる。「一膳」なんて言葉ついこの間まで気恥ずかしくて使えないと思っていたのだった。前までは「ひとつ」という言い方をしていた。親に箸を取ってほしいと頼まれた時、確か「ひとつ」と言われた気がする。…

思いが伝わらないことを、もう何度だって経験していた

息が上がる。ほんの少し階段を上っただけでこれだ。しかし、日頃運動をしていないデメリットとしてこの程度の苦痛を味わうだけなら、それはそれで構わないと思ってしまう。人は実害が起こらないとなかなか改まって行動することがない。後々困るのは自分なの…

ただその文章の美しさに感心し、言葉を飲んだ

気怠い時間。またこの時間だ。私は中途半端な睡眠から無理矢理脱出し、揺り動いた。15時25分。以前ツイッターにも15時台の話を書いた。 15時台が好きじゃない。必ず眠くなる時間帯だから。すべてが気だるく流れていく。授業中は意識が遠のいて夢を見ているよ…

貴方との終わりを見つめる覚悟

―いつかの記憶。 「僕は何をどこで間違えたのでしょうか。」 眠れない夜だった。「さみしい」と珍しく弱みを見せた人がいた。どうしたのだろう、とリプライを送ってみる。返事があったことに私は少しほっとする。 「酔って寝ようとしたらたまらなく寂しい気…

私は幸福だったし、今でも幸福に違いない

るんるんで予約したものの、なぜか行くのが憚られるもの。美容室。重い体を起こし、シャワーを浴びて準備をした。昨晩お酒をやってしまったので、コンディションは最悪だった。顔が浮腫んでいる。胃が何か落ち着かずにゾワゾワしている。そしてとにかくだる…

夢との境で苦しんでいた

しんどさと心地良さが交互に来ているようなここ数日。夢の中を泳いでいるような感覚にもなる。今日は良く眠れなかった。息苦しくて目が覚め、思考の渦に飲まれ、苦し紛れにLINEをしている途中で思考がダダ漏れになり、その涎を拭わなければならなかった。そ…

自分で選択してきた集積に満足している一方で、息苦しさも感じている

目覚めた。外はまだやや暗い。たくさん寝ていて良いはずなのになんだか早く起きてしまった気がする。枕の右隣の定位置にあるスマートフォンを手で探り当て、時間を確認する。この部屋には動く時計はなかった。そう、動かないオブジェとしての時計ならある。…

必要な言葉をひとつひとつ積み重ねればいい

生活を楽しむということの難しさを考えたことがある人はどのくらいいるんだろう。最低限やらなければならないこと、それプラス暇な時間に何をするか、この2つで基本人生は構成されている。最低限やらなければならないことにも種類があって、もうこの時間にや…

「祈り」

何の特徴もない花を噛み砕き 滲んだ血で白い壁を塗り ひしひしと心に亘る躍動に 狂気のしらべを君は見る 聴くのをやめろと言い做して 異なるしらべを君が聴き通うまで 私の心はどこへゆく 極寒の地へ行けども 光を閉ざせども安寧があり いつまでたっても到達…

すごく切ない顔をしているなと思うことが時々あって

飛行機に乗っているであろう人を思いながら今から文章を書く。飛行機といえば、ある詩を高校の時に書いた。 『dreaming in the plane(飛行機の中で夢を見る)』 雲の上を抜けた深い虹の海を 銀の肌をした魚が泳ぐ 虹の色を纏った魚(わたし)は 燦然と輝く…

常が無いという状態に救われたり悲しんだりする

―今日という残余の中にあなたがいる―。 楽譜の風景 (岩波新書) 作者: 岩城宏之 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1983/12/20 メディア: 新書 クリック: 8回 この商品を含むブログ (13件) を見る 『楽譜の風景』という本を見つけて買ってきた。この間ちょっ…

気を抜くとすぐ不思議な世界へ私の思考は飛び立つ

日本の色の名前って素敵な名前が多いな、と小学生の時24色和風ボールペンという不思議なボールペンを手に入れた私は物珍しそうにそのペンを眺めていた。というようなことを縹色という名を知った今思い出した。日本名の色は大人の色って感じがする。私達が普…

いつからだろう、自分のやっていることがすべて無駄ではないと思えるようになったのは

体がだるい時、私の場合眠れば解消されることが多い。でも、眠気がないのにだるい時はどうすれば良いのだろうといつも悩む。今日はそんな日らしい。早く寝て早く起きて行動したい。だるいまま行動することもできるけど、あまり身が入らないのでよろしくない…

一見無理そうな気がするのだけど、できるということを信じて最後までやり通せばできる

ブログを作るといつも気合を入れすぎて、粗雑な文章を載せない傾向がある。それはそれで良いのだけれども、普段の思考や出来事に対しての感じ方を詳細に書き綴るということをしないため、思い返して見た時にどうだったのかいまひとつ判然としない。 ここでは…